【クリアファイル】Word・PowerPointのデータ作成から保存

wordとpowerpointのロゴマーク
このページでは、「Word」「PowerPoint」のソフトでデータを作成される際の注意点、テンプレートの利用方法、PDF形式への保存方法をご確認いただけます。

<バージョンについて>
office2013以前のバージョンについては、サポート対象外となっております。保存方法やエラーについて、弊社ではお答えしかねますのでご容赦ください。また、office2013以前のバージョンについては、動作の確認ができておりませんので、ご利用いただく場合は、予期せぬエラーやトラブルについてご了承頂いているものとして対応させていただきます。
Microsoft Officeは書類を作成する際によく使われますが、バージョン間の互換性が不完全で商業印刷用のデータ作成に最適化されていないため、印刷用データに変換する際、絵柄が抜け落ちたり、意図した通りのレイアウトが再現されなかったりするなど、予期せぬトラブルが発生する場合があります。
完成イメージのPDFをお送りいたしますので、お客様にて体裁のズレやフォントの変換等をご確認下さいますようお願い申し上げます。

※入稿前にPDFに書き出したデータや、ご入稿頂いた後に弊社が送付する完成イメージのPDFは、必ずPDF変換前のデータと比較して精査・確認校正をお願いします。

色についての注意点

画面上で表示されるフルカラーの設定には、光の三原色であるRGBカラーと、色料の三原色であるCMYにKを足したCMYKカラーの2種類があります。
RGB カラーは、R(レッド)G(グリーン)B(ブルー)の三色の光の割合で色が表現され、PCやスマホなど画面上での表示やデジカメでの記録に使用されます。
CMYK カラーは、C(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)K(ブラック)の4色のインクでフルカラー印刷機で使用されます。下の画像はそれぞれの見え方の違いを表現したものです。

RGBとCMYKの違い画像

Word・PowerPointでは、カラーモードがRGBのみとなっており、CMYKカラーで作成ができないため、ご入稿いただいたデータを弊社にてCMYKカラーに変換いたします。そのため、作成の際は、CMYKモード変換後の色を想定しながらお願い致します。
RGBカラー(光の色)は、CMYK(インクの色)よりも広い色域を表現できるため、RGB カラーで作成したデータを印刷すると、色味が変化してしまう場合があります。※特に、発色の強い鮮やかな色はくすんだような色になりますので、ご希望通りの色では印刷できないことをご了承ください。
※一般の家庭用プリンターは、写真をキレイに印刷するためにRGB印刷のものが多く、印刷会社の印刷機はCMYK印刷になる為、仕上がりの色や見え方が異なりますのでご注意ください。

RGBとCMYKの色の違いのイメージ画像
  

画質についての注意点

使用する画像の解像度は原寸サイズで350ppi(dpi)を推奨いたします。解像度がわからない場合は、原寸データサイズ2~3MB程度あれば印刷に適していると思われます。解像度が低いと、画質が粗くなり滑らかさが軽減してしまいます。実際に印刷するとパソコンなどのモニターで見るより、さらに画質の粗さが目立ちます。 元の写真データサイズが小さいものを、加工などで大きくしても画質がきれいになることはありません。また、弊社で完全な高画質にすることも出来かねます。 写真データサイズが小さい場合でも印刷は可能ですが、画質が粗くなってしまう場合がございますので予めご了承下さい。

画質がいい場合の画像 画質が悪い場合の画像

画像の配置についての注意点

写真など画像データを配置する際は、必ず「挿入→画像」の手順で配置してください。他のソフトからドラッグやコピー&ペーストで配置すると、画質の劣化やリンク切れ等のトラブルの原因となりますのでご注意ください。(※説明画像はWordの画面ですが、PowerPointも共通しています。)

ワードとパワーポイントの画像の挿入方法

また、配置する画像がJPEG・JPG形式の場合、背景が見えなくても実際には白い背景がついています。 お絵描きアプリなどでイラストを作成し保存される際に背景が不要な場合は、「PNG」形式で保存してください。

JPEGとPNGの違いイメージ

■「Word」や「PowerPoint」で白い背景を削除する方法

(※説明画像はWordの画面ですが、PowerPointも共通しています。)

手順:1

画像を選択して「図の形式」メニューから「背景の削除」を選択する。

   白い背景を削除する方法1

手順:2

自動で削除領域がピンク色で選択される。

   白い背景を削除する方法2

手順:3

「保持する領域としてマーク」もしくは「削除する領域としてマーク」を選択し、画像の上をクリック、またはなぞって領域の調整する。

   白い背景を削除する方法3

手順:4

「変更を保持」をクリックすると白い背景が削除された画像が表示される。

   白い背景を削除する方法4-1
白い背景を削除する方法4-2

※「Word」や「PowerPoint」は、商業印刷用のデータ作成に最適化されていないため、画像によっては上手く調整が出来ない場合がございます。その際は、弊社にてデザイン専用のソフトを使用し、切り抜き(有料)も可能ですので、お困りの際はお気軽にご相談ください。背景などが複雑な画像や、線や色が薄い画像については対応しかねる場合がございますのでご了承下さい。

フォントサイズについての注意点

Officeソフトで作成の場合、8ポイント以上での作成を推奨しています。
8ポイントより小さい文字サイズを使用した場合に、文字の一部が欠ける場合がございます。 また、文字を太字(ボールド)にする機能がありますが、小さい文字の場合や、もともと太めの書体に適用させた場合、文字がつぶれて見づらくなってしまう場合があります。 文字を強調したい時は、太字機能は使わず、フォントサイズを大きくするか、太めのフォントを使用しての対応をおすすめしています。

特殊効果についての注意点

Officeソフトで作成の場合、特殊効果は使用しないでください
透過性(半透明)・透過性グラデーション・ワードアート・パターンなどの、特殊な効果を使用した場合、印刷データに変換する際に予期せぬトラブルが起きる可能性がございます。
その為、特殊な効果のご使用はお控えください。
使用される場合は、リスク・トラブルもご了承頂いているものとして印刷に進めさせて頂きます。

クリアファイルのテンプレートについて


クリアファイルのテンプレートイメージ

■ガイド線を参考にしてデザイン作成をしてください。

クリアファイルのテンプレート説明

テンプレートには上記の通りガイド線が入っています。ガイド線を参考にしてデザインしてください。
トンボは、断裁の時の目印となりますが、一度に何枚も重ねて断裁をするため、どうしても微妙なズレが生じてしまいます。
その為、以下の点に注意してデータを作成してください。

1.端まで色や写真が入るときは、必ず塗り足し位置までデータ作ってください。

一度に何枚も重ねて断裁をするため、どうしても微妙なズレが生じてしまいます。そのため、塗り足し位置まで色をのせていない場合は、微妙なズレが生じた際に、印刷用紙の白色が出てしまいます。仕上がり位置(ピンク)から塗り足し位置(青色)の間は、切れてしまうものとしてご制作をお願い致します。

  • クリアファイルの塗り足しNG
  • クリアファイルの塗り足しOK

※分かりやすくするために、テンプレートのガイド線(ピンク・青・紫)を表示しています。 ご入稿の際はガイド線の削除をお願い致します。

2.「溶着部分」紫色の四角の線の上には、文字などを配置しないでください。

溶着部分になりますので、この上に文字などを配置すると潰れてしまい読めなくなります。背景の色などは問題ありませんが、読ませたい文字や、見せたいイラストなどは、この線に重ならないようにご注意ください。

3.データ作成完了後、ガイド線をすべて削除して、お客様のデザインのみの状態で保存してください。

PDF保存時は、ガイド線をすべて削除して、お客様のデザインのみの状態で保存してください。 ガイド線が残っている場合、その線も印刷されてしまうためご注意ください。

クリアファイル作成テンプレートのダウンロード

下記表の「テンプレート」から、テンプレート(zipファイル)をクリックしてダウンロードしてください。
ファイル内のWord・PowerPoint・Illustrator・Photoshopそれぞれの形式のテンプレートから必要なソフトのテンプレートをご利用ください。
ファイル内にも、注意事項や保存方法を説明したPDFデータがありますので、作成時の確認用としてご利用ください。

商品名 サイズ テンプレート
お客様デザインクリアファイル 310mm × 220mm zip_iconzipファイル

PDFの保存方法(Windowsの場合)


(※説明画像はWordの画面ですが、PowerPointも共通しています。)

手順:1

「名前を付けて保存」→「PDF」を選択する。

   WindowsのWordとPowerPointからPDF保存する方法の手順1

手順:2

「その他のオプション」を選択する。

   WindowsのWordとPowerPointからPDF保存する方法の手順2

手順:3

「ツール」から「図の圧縮」を選択する。

   WindowsのWordとPowerPointからPDF保存する方法の手順3

手順:4

「解像度」を「高品質:元の画像の品質を保持」を選択→「OK」

   WindowsのWordとPowerPointからPDF保存する方法の手順4

手順:5

「オプション」を選択してオプションメニューを開く。

   WindowsのWordとPowerPointからPDF保存する方法の手順5

手順:6

PDFのオプション項目にある「PDF/A準拠」と、「フォントの埋め込みが不可能な場合はテキストをビットマップに変換する」にチェックを入れる。

   WindowsのWordとPowerPointからPDF保存する方法の手順6

手順:7

「ツール」から「保存オプション」を選択する。

   WindowsのWordとPowerPointからPDF保存する方法の手順7

手順:8

「保存」を選択して「ファイルにフォントを埋め込む」をチェックする。
※フォントの埋め込みが出来ていない場合、正しく表示出来ない可能性がございますのでご注意ください。

   WindowsのWordとPowerPointからPDF保存する方法の手順8

手順:9

「詳細設定」を選択して「ファイル内のイメージを圧縮しない」をチェックする。
「規定の解像度」を「高品質」に設定する→「OK」

   WindowsのWordとPowerPointからPDF保存する方法の手順9

PDFの保存方法(Macの場合)


(※説明画像はWordの画面ですが、PowerPointも共通しています。)

手順:1

 

「名前を付けて保存」→「PDF」を選択する。

   MacのWordとPowerPointからPDF保存する方法の手順1

手順:2

 

「印刷に最適」にチェックを入れエクスポートを選択する。

   MacのWordとPowerPointからPDF保存する方法の手順2

入稿前のPDF確認方法(adobe Acrobat Reader)

PDFの確認には以下のソフトウェアが使用できます。

<Adobe Acrobat Reader>

adobereader_logo

PDFファイルの閲覧用ソフトウェア。Adobe社のサイトより無料でダウンロードすることができます。
Adobe Acrobat Readerのダウンロードはこちら

手順:1

入稿するPDFデータをAdobe Acrobat Readerで開いたら、「ファイル」→「プロパティ」を開く。

adobe readerで確認する方法1

手順:2

「セキュリティ」のタブを開き表示を確認する。

adobe readerで確認する方法2

手順:3

「フォント」タブを開き、埋め込み表示を確認する。

adobe readerで確認する方法3

入稿前セルフチェック

PDF保存方法の手順通り保存設定をしましたか?

塗り足し位置まで絵柄がありますか?(全面に画像や色が入る場合)

「溶着部分」紫色の四角の線の上には、文字などを配置していませんか?

配置した画像の画質に問題はありませんか?

塗り足しなどのガイド線は削除しましたか?

文字を入力した場合、フォントが埋め込みになっていますか?

保存したPDFデータを開き、制作意図の通りになっていることを確認しましたか?

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